フルタイム復帰を諦めました

2020/06/10

仕事のこと 子育て、親そだて

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Photo by Aditya Saxena on Unsplash

一人目の時もですが、今回も基本的にフルタイムで復帰する選択肢しか考えていませんでした。
制度としては1歳まで時短勤務もできるのですが、だからと言って業務量が減るわけではないこと、時短勤務になると残業する場合の手続きが非常に面倒な上に、申請しても残業手当は微々たるものであることからフルタイムで働いて必要に応じて休暇を取った方がいいと考えていました。 だって、育児するために時短勤務になるのに、サービス残業が増えるなんておかしいですよね。 

それなのにどうして時短勤務にすることを決めたのか。
正直に本音を言うと、もう疲れた。その一言に尽きます。

息子がミルクを全く受け付けてくれなかった

4月に復帰する予定だったとき、まだ4ヶ月で人見知りがないこともあり、慣らし保育は3日ほどで、ということだったので4月1日で復帰しました。

ところが、慣らし保育2日目。
「お母さん、XXくんミルク飲まないのよ〜。」
担任の先生に言われました。 

毎日ではないけれど家では時々飲んでいたのでそんなことになるなんて全く想定外。
慌ててその日から家でも練習が始まったのですが、朝はお腹が空いてるからか、飲むのです。
でも、保育園では飲まない。 
私は時間休を消化しながらお昼に授乳、おやつの時間にお迎え、という生活を10日ほど続けたのち、そのまま在宅勤務となり、登園自粛となりました。

 在宅勤務with kidsでだんだん追い詰められていく  

最初は少し猶予ができた、この間にのんびり頑張ればいいよね、と思っていたんです。 
けど甘かった。 

もともと在宅勤務できたらいいのに、と同僚達も常日頃言っていたくらい場所を選ばない仕事なので、この状況になっても仕事が全く減らず、減らせたのはミーティング前後の移動時間くらい。
ウェブミーティングもそこそこ多く、ミーティングに合わせて授乳をし、泣かないように祈るので精一杯。抱っこ紐に入れて立ちながら仕事やミーティングに出たことも、ミーティング中に泣き喚き一度もミュートをはずせずに終わったことも一度や二度ではありません。
そんな私の横で、娘は遊ぶかテレビを見るか話しかけるか、静かにしているかと思いきや牛乳を派手にこぼしてこっそり拭いている。
もうすぐ業務終了、という17時ごろには娘も我慢の限界、息子もぐずり始め、私も疲れがピークに達していて夫が帰宅する頃には一歩も動きたくない、という日々が続きました。 

だんだん険悪になる家の中。でももうそれすら気にする気力もない。 

コロナが心配だったから登園自粛したはずなのに、コロナが収束しなくても6月になったらもう保育園に預けよう、お願いだから早く6月になって、そう願うようになってました。 

慣らし保育がやり直し、そのとき何かが壊れた

待ちに待った6月。
哺乳瓶の練習も気が向いた時にやってはいたものの、依然として飲まない息子。ただ、口には入れてくれるので嫌がっているわけではない様子。すがるような気持ちで保育園に再び通い始めたものの、半日保育からやり直し。お昼ご飯も離乳食はパクパク食べるものの、ミルクになると相変わらず飲まない。私は相変わらず有休を消化し続ける。 

「おやつの時間も授乳さえして貰えばもっと預かれますよ」と言われたのですが、いくら職場から近いとはいえ、車で10分。往復で40分は結構しんどい。それを一日2回、しかも2回目は職場に戻ったら16時を過ぎるので、もうあと1時間で今度はお迎え、と考えるとミーティングもうかつに入れられないし外出している間にもどんどん仕事は溜まっていく...。  

そうして迎えた先週の金曜日。いつもの通り昼休みに授乳をした帰りがけに先生に言われたこと。
 
「お母さん、家でミルクの練習してますか?飲めるようにならないとこれ以上は預かれないです」 

こうやって改めて文字にするとどうってことはない言葉ですよね。
でも、そう言われた時、私の張り詰めていた糸がぷっつり切れたんです。 

その場は笑ってやり過ごし、車に乗り込んだあと。気付いたら私は泣いてました。
泣きたいなんて思ってないのに涙があとから後から溢れてくる。

あれ、私何のために何を頑張っているんだろう。こんな思いしてまで今の仕事を頑張る意味ってなんなんだろう。なんでこんなにいろんな人に謝ってまで私は仕事してるんだろう。そんなに価値のあることだっけ。  

そんなことを考えて泣きながら職場に戻り、そのまま時短勤務の手続きをとったのでした。 

いったい私は何と戦っていたんだろう?

給料が下がるから、仕事の性質上時短勤務をとっても仕事量は変わらないから、仕事が好きだから、働いている自分が好きだから。 

フルタイム復帰を選んだ理由はいろいろあります。子どもがいたってめいっぱい働いている人はたくさんいる、私にだってできるはず。そんな気持ちもあった。
でも、晴れて(?)時短勤務となった夜、帰って夫に勤務時間を変えたことを報告しても、私は思ったよりも落ち込んでなかった。むしろ、晴れやかな気持ちでした。 

1番大事なものは子どもたち(と夫)。 

いつもそう思ってたし言ってきた。でもいつしか仕事が忙しいことを言い訳にして大事にできてなかったんじゃないか?  
そう気づきました。 

「フルタイムだと子どもを大事にできない」と言いたいんじゃない。ただ、口では子どもたちが大事、そう言いながらいつしか仕事第一の行動になっていなかったか。フルタイムであると言うことが、その免罪符になってしまっていたんじゃないか。 

在宅勤務がなかったら、今でもフルタイムを続けていたと思います。
でも今は、息子がミルクを飲めるようになったとしても、しばらくはこのままでいいかもな、と考えています。

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うみ

ワーキングマザーのうみが、慌ただしい毎日の中でもしなやかに生きていくために、気づきや考えたことについて記録します。

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